交通事故施術について

 交通事故に遭った場合、救急車で運ばれるような怪我なら当然ですが、症状がなくてもすぐに病院の受診をお勧めいたします。特に頭を打った場合などは、身体への衝撃を軽視しないでください。

事故時に外傷や自覚症状がなくても、しばらくしてから様々な症状(後遺症)が出ることもありますし、それを放置すれば日常生活に支障をきたすこともあります。小さな事故でも身体には相当の衝撃が加わっています。

​ 後遺症にならないように、しっかりとした早期の施術をお勧めします。

自賠責保険について

 自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)とは、すべての自動車やバイクに加入が義務づけられている「強制保険」です。

​加害者(相手)側の保険が適用となりますので、被害者の負担はありません。

病院との併用はできますか?

 交通事故の場合、病院に通院しながら当院で施術を受けることも問題ありません。

​とちの木整骨院で施術を受け、病院で定期的に通院されている患者様もたくさんいらっしゃいます。

交通事故で労災が使えるのですか?

 労災(労働者災害補償保険)とは、労働者が業務上の事由または通勤によって負傷されたり、病気などに見舞われたり、死亡した場合に、本人や家族を保護するために必要な保険給付を行う制度です。

通勤途中、仕事中の交通事故では、労災保険も使えます。

​ 休業補償については自賠責保険から100%補償を受けることができ、労災保険の休業特別補償金から20%補償される場合があります。結果、通勤途中、仕事中の交通事故では、合計120%の休業補償を受けることができる場合があります。

むち打ちの症状について

 交通事故による外傷は主に骨折・脱臼・打撲・捻挫・頭部外傷などがあり、その中で最も代表的な傷害で賠償上の問題を多く含むのが「むち打ち(損傷)症」です。

 「むち打ち症」とは追突事故などの衝撃で、首の骨である頚椎がムチのようにしなる動きをすることによって引き起こされる様々な症状の総称です。

むち打ち症とは正式な名前ではなく、「頚部捻挫」「頚部挫傷」「外傷性頚部症候群」等と呼ばれます。

​ 多くの方は次のような傷病名に診断され、様々な症状が出てきます。

頚椎捻挫型

追突などの衝撃を受けた際に、頚部を支える筋肉や靭帯が引き伸ばされたり、傷がつき軟部組織の損傷が起こっている状態(捻挫)です。

​むち打ち症全体の7割から8割程度がこの頚椎捻挫型と考えられています。

​首を動かした時の痛み・首が動きにくい運動制限・首や背中のこり・頭痛・めまいなど

根症状型

追突などの衝撃を受けた際に、脊髄から出ている頚部の神経が引き伸ばされたり、頚椎にズレが生じることで神経が圧迫されて症状がでます。

​圧迫された神経がつかさどる手足のしびれや痛み・だるさ・筋力の低下などその他顔面痛・後頭部の痛み

バレ・リュウー症状型

追突などの衝撃を受けた際に、血行をつかさどる交感神経が損傷したり、椎間板や筋肉による圧迫を受けることによって、頚椎に沿って走っている椎骨動脈の血流が低下している状態です。

​頭痛・めまい・難聴・耳鳴り・吐き気・目のかすみ・眼精疲労・全身の倦怠感・集中力の低下など

脊髄症状型

頚椎の脊柱管を通る脊髄が傷ついたり、圧迫を受けた場合にみられます。

​下肢に伸びている神経が傷ついて起こります。

​下肢のしびれや知覚異常・歩行障害など。また、膀胱直腸障害が生じて、尿や便が出にくくなるケースもあります。

脳脊髄液減少症

むち打ち症の中でも最も自覚症状が分かりにくい病気です。

追突などの衝撃を受けた際に脊髄液に強い圧力がかかり、膜が裂けて漏れだすというものです。

​通常、脳と脊髄はこの膜の中で脳脊髄液に浮いている状態です。しかし、脳脊髄液が減少することで脳と脊髄が下垂し、様々な症状が発生すると言われています。

​頭痛・吐き気・聴力や視力、味覚の障害などの脳神経症状・頚部、肩部痛・血圧障害や胃腸障害などの自律神経症状・記憶力低下や不眠、うつなどの大脳機能障害・倦怠感など様々。

交通事故に遭ってしまったら

1、まずは警察へ届け出る​

事故に遭ったらまず警察に電話しましょう。

大した事故でないので、という自己判断はしないようにしましょう。警察への届け出を怠ると、保険会社に保険金を請求する際に必要となる「交通事故証明書」が発行されません。

加害者には届け出の義務がありますが、加害者が届け出をしないことがあります。必ず届け出るようにしましょう。その際、届け出警察署と担当官の名前はメモしておきましょう。

2、加害者(相手)の情報を収集

加害者(相手)の住所・氏名・連絡先・自賠責保険の加入先・自動車のナンバーをしっかりと確認しましょう。可能であれば、携帯で免許証と車検証の写真を撮っておいてください。

​たとえ相手が誠実そうに見えても、時間の経過と共に話の内容が変わることはよくあることなのです。

3、事故状況の記録

後日争いになった際の証拠となります。

記憶はどんどん曖昧になって行くので、必ず事故現場の痕跡、ブレーキ痕、壊れた自動車などの部品等、加害者の車、被害者の車の写真を撮っておきましょう。できれば、目撃者の名前と連絡先は聞いておきましょう。

4、自分の保険会社に事故の連絡をします

自分が乗っていた車の加入している保険会社に、交通事故に遭った事を連絡してください。搭乗者傷害保険を掛けている場合、請求することが出来ます。

(搭乗者傷害保険は等級に影響しない保険の1つでして、等級を下げることなく保険料を受け取ることができます。)

5、事故直後、病院には必ず行きましょう

交通事故直後は、興奮状態から痛みを感じなかったが、実は骨折していたケースもあります。事故後数日して、痛みが出たりすることもあります。念のための検査費用も原則的に自賠責保険から費用がでますので、安心して行ってください。

6、保険会社へ「とちの木整骨院」での施術を希望する旨を伝える

連絡をしないと補償が受けられなくなることもあるので、必ず連絡しましょう。

保険会社とは定期的に連絡をとります。また、勝手に通院先の病院を変更したりしてはいけません。勝手に通院先を変更すると、保険会社が保険金を負担してくれない場合もあります。

​まず、当院へ電話でご相談してください。転院の手続きをお教えいたします。

とちの木整骨院での施術について

 当院においてのむち打ち(交通事故)施術は、最初の1~2週間は安静を保ち炎症を抑える施術やバイタルリアクトセラピーでの鎮痛療法を行います。

​炎症と痛みが落ち着いてきたら、筋力が低下し硬くなった筋肉を緩め、柔軟性を作っていきます。同時に、患者様の身体の状態を確認してから、コンピュータ医療器で頚椎の生理的前弯のアライメントを整えていきます。

 これはむち打ち損傷を起こした際に、首がムチのようにしなり、7個ある頚椎に歪みが生じるからです。関節の歪みをそのままにしておくと周辺の筋肉や靭帯を硬くしてしまい、関節の可動性が失われてしまいます。その結果、神経伝達が鈍くなり、血液循環が悪くなることで、体が本来持っている治す力(自然治癒力)が発揮されなくなり、むち打ち症の回復が遅れます。

筋肉の緊張を緩め、頚椎の歪みを矯正した後は、運動療法を実施していきます。運動を始めると血液循環が促進されて筋力が回復していき、負傷以前の状態に限りなく回復させることができます。痛みが軽くなってきたら、通常の生活に戻していくことも大切です。

 一般的な交通外傷であれば、受傷から3ヶ月程で回復していきます。また、難治性のむち打ち症の場合は、頚部の損傷だけではなく、背中や腰を損傷している場合があります。このような場合は、仙腸関節(骨盤)を調整することによって背骨の基本軸を安定させてから、本来痛めている頚椎を調整することで、むち打ち症状の緩和期間の短縮を図っていきます。

​ 当院では追突事故によるむち打ち症はもちろんのこと、骨折や脱臼、捻挫などをはじめとする傷害などに対しても、痛みの原因から施術していきます。

宇都宮 カイロプラクティック オフィス​ 

〒321-3233 栃木県宇都宮市上籠谷町3551-9 

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