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交通外傷でのMRI検査の必要性

執筆者の写真: 飯塚 成伸飯塚 成伸

 昨今、高齢者ドライバーによる事故や、あおり運転による交通事故が多発しています。

万が一交通事故に遭われてしまい、頭部外傷などの重度な怪我であればもちろんですが、どんなに軽傷であったとしても、現在の保険会社や医師はMRI検査を勧めています。


 レントゲンは骨しか写し出せませんが、MRIであれば、骨・筋肉・靭帯・神経・血管などほぼ全てのものを写し出すことができます。

症状が出ないどんなに軽微な筋肉損傷や神経損傷であったとしても、MRIであれば、炎症所見として画像に描写されます。

これは、後々に症状がひどくなった場合に原因を見つけることができたり、医師に後遺症認定をしてもらう際に科学的証拠となる唯一の画像になります。

重度な神経損傷であれば、時間が経ってからのMRI検査でも異常所見として後遺症認定できることもありますが、軽微な神経損傷が重症化した場合、時間が経ってしまうと異常所見として診断されないことがあります。

 当院と連携している「宇都宮セントラルクリニック」の放射線科医も交通事故後はレントゲン検査ではなく、MRI検査を推奨しています。

しかし、MRIは高額な医療検査機器のため、一般的な病院には設置されていません。そのため、レントゲン検査だけで異常なしと診断されるケースがほとんどです・・・

 もし、交通事故に遭われてしまった場合には、とちの木整骨院にご連絡ください。

当院から宇都宮セントラルクリニックにMRI検査のご予約を取ることができます。

当院の診療時間外や夜間の場合には、ホームページのお問合せフォームにお名前とご連絡先を入力していただき、「MRI検査の予約をしたい」とのメッセージを入れておいてください。

当院のパソコンから24時間ご予約を取ることができますので、できるだけ早急に対応して折り返しご連絡いたします。


 宇都宮セントラルクリニックでMRI検査をしましたら、当院で診断結果と画像を見て治療方針を決めていきます。

病院と医接連携をすることで、検査結果に基づいた安全で効果的な治療ができますので、早期回復が期待できます。


 とちの木整骨院は2010年に開院し、交通事故での患者様をたくさん治療してきました。

開院する前は救急指定病院である整形外科に勤めて、たくさんの交通外傷や骨折・脱臼、手術後のリハビリなどを経験してきました。

そして、その他整骨院にて、背骨や骨盤といった骨格を矯正する技術を身に付け、現在は栃木県で唯一の、レントゲン分析から正確に治療ポイントを導き出し、コンピューター制御された医療機器にて安全で効果的に脊椎と神経に施術する治療法(バイタルリアクトセラピー)を導入しています。

 交通外傷(特にむちうち損傷)は、背骨を連結する関節や周辺の靭帯・筋肉を痛めてしまいます。

骨折することは稀ですが、激しく体や首を揺さぶられるため、背骨がゆがんでしまうことが多々あります。

このゆがみを治さないで放置してしまうと、後々に後遺症として痛みが再発する原因となることも少なくありません。

一般的な整形外科や整骨院では、このようなゆがみを治さなかったり、レントゲンやMRI画像を見ないで矯正します。これは大変危険な行為であって、ゆがんでいない部分を強い力で動かしたり、先天的な奇形に強い力を加えてしまうと重大な神経損傷を併発してしまうことがあります。

 当院はこのような危険性を無くすために、宇都宮セントラルクリニックの放射線科医と骨格矯正での医接連携を栃木県で初めて行っています。

レントゲンやMRI画像を分析して診断する能力は、一般的な病院の医師よりも常にたくさんの画像を診ている放射線科医が長けていると考えています。

この画像検査の専門医、放射線科医と脊椎専門の治療家である当院が連携することで、本当の意味で患者様の利益になる治療をご提供できると考えています。


 車はとても便利な乗り物です。

その反面、毎年120万件の交通事故が起きています。

そして、交通事故での怪我の約半数が首の損傷(むちうち)です。

しかし、交通事故は人生の中でそんなに何回も出会うものではありません。それゆえ、頚部捻挫(むちうち)に対する専門の治療をきちんと受けず、後々まで痛みに苦しむ方が少なくありません。

 そんな、むちうちや交通外傷でお困りの方々に専門の治療技術をご提供し、日常生活での後遺症をできるだけ無くしていただきたく、このメッセージをお伝えしています。

もし、大切な御家族や御友人に当院の治療技術が必要と思っていただけましたら、是非ご紹介ください。しっかりと診させていただきます。


 
 
 

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