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腰痛について

 腰痛は、多くの人が一度は経験したことがある代表的な痛みです。

その腰痛には、ギックリ腰や椎間板ヘルニアのように原因が分かっているものから、内臓の不調から起きる関連痛であったり、まったく原因不明なものであったりと様々です。

実に、現在の腰痛の8割は原因不明と言われています。

 ギックリ腰や椎間板ヘルニアのような原因がはっきりしているものは、適切な処置をすれば経過良く治ります。

また、内臓の不調から起きる腰痛では一般的な腰痛の症状とは別に、腹痛・発熱・下血・夜間痛などの特徴的な症状を伴います。

その際は、迷わず病院で診ていただくことで治すことができるでしょう。

ところが、原因がはっきりしない腰痛に対しては治療する部位が特定できないため、現代医学においては有効な治療法がありません。

 しかし、近年の研究からこの原因不明な腰痛は、ギックリ腰の様な筋肉の損傷、末梢神経の損傷や毛細血管の損傷が患部で起きているのではなく、「脳の誤作動」による痛みだということが分かってきました。

枕を抱き締める
帯状疱疹.jpg
胃のむかつき

原因不明な腰痛の原因

 人はストレスを受け続けたり疲労が溜まってくると、脳のミエリン鞘(神経のカバー)が損傷され、脳から過剰な電流が流れてきます。

つまり、神経が興奮状態になっています。

この過剰な電流は、その人の弱い部分に集中して流れる傾向があり、腰が弱ければ腰に激痛が走ることになります。

 例えば、帯状疱疹は神経にヘルペスウイルスが潜伏していて、普段はおとなしくしていますが、ストレスや疲労が原因で過剰な電流が流れると、ウイルスが目を覚まし再び暴れだします。

このように脳の誤作動が起きることで、腰痛に限らず体の様々な部位で痛みが発生することが考えられます。

 また特殊なケースで、便秘から腰痛につながることもあります。

まず便秘の原因として、神経の流れが悪いため直腸センサーが鈍くなり、必要な情報が脳や腸に届かないので、便意が起こりにくくなっています。

腸間膜というカンガルーの袋のような薄い膜があり、腸を包み込んで支えています。

便秘で腸が重くなると腸間膜から腰に刺激が伝わり、腰の神経は常に刺激され続けることで腰痛が発生します。

お腹側では神経の流れが悪くなり、腰側には電気が流れすぎてしまっている状態です。

​つまり、脳を含めた神経に巻かれているミエリン鞘の損傷により、電気信号の流れが乱れてしまい、原因不明の様々な不調を招いてしまうということです。

とちの木整骨院での腰痛治療について

 とちの木整骨院のバイタルリアクトセラピーでは、顔の神経に振動刺激を与えることで、脳と神経の流れを整え、体に備わっている自然治癒力を最大限に発揮させます。その結果、損傷されたミエリン鞘の修復を促し、神経の興奮が落ち着くことで脳の誤作動がなくなってきます。

​ 原因が分からない慢性的な腰痛の場合、脳の誤作動による痛みが殆どなため、この神経に直接アプローチできるバイタルリアクトセラピーが唯一の根本治療だと考えています。

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